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東京メトロ「地下鉄博物館」に行く【葛西駅】

博物館・美術館
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東京メトロ東西線の葛西駅にある「地下鉄博物館」に行ってきました。

地下鉄博物館はメトロ文化財団が運営する地下鉄専門の博物館で、過去の地下鉄車両やシュミレーターなどを展示しています。

地下鉄博物館(ちかはく)
地下鉄博物館(ちかはく)は、地下鉄の歴史...
開館時間10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日毎週月曜日(祝日・振替休日となる場合はその翌日)、年末年始(12/30~1/3)
アクセス東京メトロ東西線葛西駅博物館口からすぐ
都営バス「葛西21」、「葛西22」、「新小22」、「平23」、「葛西24」、「錦25」、「秋26」、「臨海28」、「新小29」系統「葛西駅前」から徒歩すぐ
入館料大人220円、こども100円

鉄道に関する博物館・資料館は各地にありますが、地下鉄に関するものは珍しいですね。

実際に行ってみました。

東西線で葛西駅に向かいます。車内では、「次は葛西 地下鉄博物館前です」とアナウンスがありました。葛西駅では「地下鉄博物館方面改札」に出ます。

地下鉄博物館は東西線の高架下にあります。一昔前の門構えが雰囲気あって良いですね。

受付窓口はなく、券売機でチケットを購入します。現金とICカードが使えます。大人220円ととてもお得。

そのチケットを持って改札を通過します。実際にメトロで使われている自動改札機です。

ちゃんとパンチの穴が開いて出てきました。

まずは古い改札がお出迎え。人による改札と、営団地下鉄時代の自動券売機。

最初は展示物がメイン。壁面には地下鉄の歴史が、中央には実際の車両が展示されています。

一際目を引くのは、この博物館の目玉である丸の内線の300形、第1号車です。ピカピカにして展示してあります。

この301号車は内部に入ることができます。

かつての丸の内線と銀座線しか走っていない時代の帝都高速度交通営団路線図です。いまはなき東急玉川線が載っているのがおもしろいですね。

つづいて銀座線の1000形、第一号車です。日本初、いや東洋初の地下鉄として銀座線を走りました。この第一号車は国の重要文化財に指定されています。

こちらは内部には入れませんが、内部には当時の装いをした人形が展示してあり、雰囲気を窺い知ることができます。

こちらはその銀座線が開業した当時の銀座線上野駅を模したプラットフォームです。上野の表記は「うへの」。

こちらは東京の地下鉄の創始者である早川徳次氏の銅像。

教科書にも載っている銀座線開業時のポスターもあります。私は本物を「たばこと塩の博物館」で観たことがあります。

続いて地下鉄の仕組みに関する展示に移ります。こちらは重層的に張り巡らされる線路網を示した模型。御茶ノ水駅付近を表しています。この丸の内線の地下には千代田線が走っています。

こちらは一般のひとが見ることのできない地下の構造を表した模型です。副都心線が地下のどこを走っているかと、他路線とどう交差しているかを教えてくれます。

こちらは地下鉄の安全を守る車。軌道モーターカーです。

続いて東西線の指令室の体験と、運行状況のモニターです。モニターの方は実際の現在の東西線の様子が映し出されています。

こちらは地下鉄のトンネル内の断面図。

ちょうどジオラマの実演が行われていました。子どもたちが集まっていました。

ほかに映像を流すホールなどもあるようです。ミュージアムショップなども満喫して博物館を後にしました。

220円でしっかり楽しめる内容の濃い展示でした。お子さん連れにはぴったり。スカイツリーやディズニーの観光と合わせてぜひ訪れてみてください。

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