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【横浜みなとみらいにロープウェイ!】来春開業のYOKOHAMA AIR CABINを見に行く

新規オープン
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2020年春、横浜みなとみらい地区にロープウェイが誕生します。
名称は、「YOKOHAMA AIR CABIN」。JR桜木町駅から汽車道に沿って運河パーク(ナビオス横浜の横)へと向かうルートです。現在は徒歩で汽車道を散策しながらみなとみらい21地区にアクセスする道ですが、観光に新たな選択肢が生まれることになります。

開業予定は2021年春。約半年前となったこの10月に建設の進捗状況を見てきました。

JR桜木町駅を降りると、駅前に大きな円柱のような建造物が建設中なのが分かります。こちらがロープウェイの桜木町側の乗り場です。みなとみらいの景観に配慮した美的なデザインになるのでしょう。桜木町の改札を出て徒歩すぐです。

ぐるっと回ってみると、乗降する部分などはまだまだ骨組みだけな様子です。バス乗り場の上空の空間をうまく使って建設されています。奥にはコレットマーレや横浜ランドマークタワーがそびえたっています。

このバス乗り場からは観光周遊バス「あかいくつ」が発着していて、赤レンガや山下公園、中華街、港の見える丘公園などに行くことができます。ロープウェイは赤レンガ方面に一直線に伸びているので、赤レンガに行く際はロープウェイで行けば景観を楽しみながらよりスピーディーに行くことができるでしょう。

明らかにロープウェイのものとわかる架線が出来上がっています。ちょうど「あかいくつ」が出ていくところでした。

ロープウェイは遊歩道の「汽車道」にそって運河を進みます。すでに架線はすべて建てられているようです。ワイヤーロープはまだ張られていません。

しっかりとした架線が並んでいる様子はかなり目立ちます。ここにロープウェイが走るとなると、シンボル的な存在となるでしょう。みなとみらいの新たな景観が生まれていきます。

架線をアップで。

下にはロゴが描かれています。

こちらには建設主体の東亜建設工業のロゴも。

汽車道から桜木町方面は以下のような景観になります。

こちらが運河パーク側の駅舎です。横浜ワールドポーターズとナビオス横浜に近接しています。

ロープウェイは主に、山間部などの高低差のあるところでの輸送手段として作られますが、YOKOHAMA AIR CABIN は都市部を水平方向に移動するものです。「都市型ロープウェイ」と呼ぶそうです。

「都市型ロープウェイ」のメリットは、
1、用地買収が比較的簡単(架線の分だけ)
2、(地下鉄などと比べて)建設費が安い
3、動力が駅のみでよい(各ゴンドラに動力はなく引っ張られるだけ)
4、ゴンドラに動力がないため静か
5、すでに街並みの整備が済んだ/歴史ある街並みにも作りやすい
などが考えられます。

このプロジェクトは2017年に横浜市が民間に公募した、「まちを楽しむ多彩な交通」にて選ばれたものです。建設、運営は、みなとみらいの遊園地「コスモワールド」の運営会社が行います。まだHP等は出来ていないようですが、横浜市の景観審査部会の議事録で詳細が見られます。

みなとみらいのアクセス手段として徒歩やバスのほかに、乗るだけで景色もよく楽しいロープウェイができるというのはワクワクしますね。

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