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京王競馬場線に乗る【王手私鉄の短距離路線】

鉄道
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京王競馬場線に乗車しました。

京王競馬場線は、東府中駅と府中競馬正門前駅とを結ぶ0.9kmの非常に短い路線で、全線が複線です。平日と土休日、東京競馬開催かどうかでダイヤが大きく変わります。平日は2両編成のワンマン運転が行われます。東京競馬開催時には新宿行きの臨時特急が設定されます。

東府中駅にやってきました。3面4線の構造で、競馬場線が発着するのは1番のりばと2番のりば。1番のりばは線内折り返しのみの列車が停車します。そのため有効長も短く、4両編成までの対応です。今日は平日なので、1番のりばから2両編成のワンマン列車での運転です。

もともと競馬場線ができる前は、この東府中駅が府中競馬場の最寄り駅でした。競馬場線が開通したのは1955年。そもそもこの東府中駅は臨時競馬場前駅として開業、となりには八幡前駅という駅があり、八幡前駅が東府中駅に改称後、両駅が統合され、臨時競馬場前駅の方が東府中駅となりました。

府中競馬正門前行きは行き先がひとつのため電光掲示板に表示されず、上に書かれています。載っているのは時間とのりばのみ。

平日なので1番線から。土休日は時間帯で番線が変わります。

1番線にやってきました。エレベーターも設置されています。

府中方を眺めます。1番線は競馬場線の上り線がさらに分岐する形で伸びています。上り列車はまず競馬場線の下り線の線路に入り、それから分岐して1番線に入るので、本線を支障しません。

調布方は1番線は奥の方に車止めがあります。

列車が到着しました。車両はワンマン改造された2両編成の7000系電車。

すぐに折り返し府中競馬正門前行きとなります。

2両編成中乗車は私の他にふたりほど。競馬場線は、特に日中の乗車人数は競馬があるかどうかに大きく左右されます。

号車番号は10両編成時のまま。

出発です。東府中駅を出るとすぐに本線から分岐します。競馬場線も複線です。

途中、武蔵国府八幡宮の参道を横断します。奥に見える鳥居は、京王が寄進したものです。

線路から見ると参道を横切っているのが樹木の感じからわかります。

およそ2分で終点の府中競馬正門前に到着しました。

府中競馬正門前駅は1面2線の頭端式ホーム。広大なホームですが、イベントに左右されるため、京王電鉄全体で最も利用者が少ない駅だそうです。多客時は多くの乗客を一度に捌ける構造です。

閑散とした構内を進みます。

改札の手前に車止めが。西武鉄道の西武球場前駅などに構造が似ています。どちらもイベント等の多客時に多くのお客さんを一度に捌けるようなスペースと改札数を設けています。

列車は再び東府中に向けて出発を待っていました。

改札は閑散としています。競馬開催時には人でごった返すのでしょう。

改札口を出るとそのまま競馬場への横断歩道へ繋がっています。

私はそのまま歩いて大国魂神社を参拝しました。

大國魂神社は武蔵国の総社で、厳かな雰囲気に包まれています。

その後府中駅に歩いて向かいました。大國魂神社へ行くのにはわざわざ競馬場線に乗り換えなくても、府中駅から歩くほうが便利です。

京王線利用者でもなかなか乗る機会のない競馬場線に乗車してみました。閑散とした電車や駅は普段混雑している京王線の姿からほど遠く、特殊な体験となりました。ぜひ乗ってみてください。

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