「金太郎きっぷ」で伊豆箱根鉄道 大雄山線に乗車

旅行記

伊豆箱根鉄道の大雄山線は、神奈川県の小田原から大雄山までを結ぶ9.6キロの路線です。伊豆箱根鉄道のもう一つの路線で静岡県内を走る駿豆線とは線路が繋がっていません。大雄山駅は神奈川県南足柄市の中心部にあり、古くから東海道の関所が置かれていたところで、地名の「関本」にもその名残が見られます。また、路線の開設も早く、大雄山最乗寺への参詣輸送を目的に大正時代に作られました。駅名の大雄山はその大雄山最乗寺からとられています。また、現在の西武グループ(プリンスホテル)の傘下に入り駿豆線に吸収合併されるまでは、大雄山鉄道という名称でした。

そんな歴史ある路線、大雄山線に乗車します。起点の駅は小田原駅。JR東海道線、東海道新幹線と、小田急や箱根登山鉄道が発着します。一つの駅建物内にすべての路線のホームがあり、新幹線から在来線、私鉄線まですべて通しで番線が振られていて、大雄山線のホームは1,2番線となっています。(在来線3-6、小田急・箱根登山鉄道7-11、新幹線13-14)

各線が発着する小田原駅。こちらはJR線改札前。

南口から改札階にあがり、右側の通路に曲がると大雄山線のホームに行けます。窓から5000系の車両が見えました。JRの巨大なホームに沿うように大雄山線のホームがあります。

JRの横にひっそりとある大雄山線小田原駅。

改札には大雄山道了尊(天狗伝説がある)の天狗が飾られています。出発案内の電光掲示板もありました。

ICカードで乗れますが、私は窓口で一日乗車券である「金太郎きっぷ」を購入します。大人560円で大雄山線が1日乗り降り自由のフリーきっぷです。小田原~大雄山間が往復で大人560円なので、金太郎きっぷと同額であるため、記念にと思い購入しました。買う人が多くないのか、窓口内がすこしざわざわしていました(笑)。

通常は青だが、黄色の編成もある。

大雄山線の車両は駿豆線用の車両を改造して1984年にデビューした5000系です。3両編成でロングシートの車両とセミクロスシートの車両とあります。単線で、日中はパターンダイヤで12分間隔で運転されています。

小田原駅のホームは2線あって、入れ替わりに電車が入ってきます。

黄色の塗装の編成はオールロングシートでした。可愛い内装になっていました。

こちらが大雄山線の1日フリーきっぷ「金太郎きっぷ」。金太郎は足柄が金太郎の出身地であることに由来します。裏に路線図が書かれています。

車内は結構混んでいて、途中駅の乗降も頻繁にありました。切り紙やお花が素敵です。途中、狩川に沿って北に進みます。途中、大雄山の手前では、企業の工場などが集まるエリアがありました。

終点の大雄山までは21分。乗り通す人も多かったです。大雄山駅は戦前の面影を残す古い駅舎。古い駅にありがちなホームの水道や、車止めの先の植木など、ノスタルジックな雰囲気です。

乗ってきた車両はすぐに小田原行きとして折り返します。ここでは交換はなく、途中駅と小田原駅で行われます。車両の行き先表示が小田原と大雄山しかないため並べて示され、どちらかにライトがつく方式なのがおもしろいですね。

大雄山駅にはかつての使用車両で現在は甲種輸送などを担っているらしいコデ165形が置かれていました。国鉄時代のぶどう色です。

大雄山駅はシンプルな駅舎で、金太郎の銅像がありました。

小田原駅に折り返します。コデ165をアップで。

次の電車は基本の青の塗装で、車内で写真展を行っているようです。

行き先の「小田原」が点灯。

こちらもロングシート。車内には伊豆箱根鉄道の鉄道写真がたくさん展示されていました。

今度は一番前に座り、前面展望を楽しみます。窓が大きく、結構よく見えます。

再び小田原駅に戻り、大雄山線を後にしました。

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