185系電車について
現在特急「踊り子」や「湘南ライナー」などに使用されているJR東日本の185系は、2021年3月をもって定期運用を離脱します。1981年に登場し、40年にわたって活躍してきました。
個人的には、踊り子だけでなく「草津」、「ムーンライトながら」そしてその折り返しの普通列車としての運用に乗った記憶があります。最後に乗車したのは、2020年11月に運行された臨時の快速列車「鎌倉紅葉号」で、大船から武蔵野貨物線経由で立川まで乗りました。国鉄時代の車両のうなるような走行音や、古き良き内装を楽しむことができました。
2021年3月のダイヤ改正後からは、踊り子はE257系2000番台に統一されます。湘南ライナーは特急「湘南」へと格上げされ、同じくE257系で走ります。
また、引退を記念した特設サイトも設置されています。
また、様々なグッズが発売されています。
「踊り子号185系記念弁当」を購入
深刻なコロナ禍なので、過去に185系を何度も楽しんだ私は最後に乗りに行くのではなく、185系のお弁当を記念に食べることにしました。
大船にある大船軒が発売する「踊り子号185系記念弁当」は、踊り子号の沿線の駅限定で発売されています。
価格 | 1,200円(税込) |
発売場所 | |
東京駅 | 駅弁屋 祭グランスタ東京店 |
品川駅 | 駅弁屋 品川店 |
上野駅 | 駅弁屋 巧 |
新宿駅 | 駅弁屋 頂 |
大船駅 | 南口弁当販売店(南改札内左手) 惣菜弁当大船軒(西口 自由通路) |
藤沢駅 | 改札外売店(改札外 橋上コンコース) |
小田原駅 | 駅弁屋和(小田原ラスカ3階改札口横) |
熱海駅 | 熱海中央売店(改札内正面) 駅弁屋 熱海ラスカ店(改札外ラスカ熱海1階) |
ちなみに大船軒さんの店舗には過去に訪れたことがあり、「鯵の押し寿司」を購入したことがあります。
今回は最寄りの新宿駅の「駅弁屋 頂」で購入します。
南口の改札内コンコースにあります。
午前中に行くと、多くの駅弁が山積みになっていて、見るだけでわくわくします。主に関東一円の駅弁がここで買えます。
大船軒踊り子号185系記念弁当のチラシが掲載されていました。現在一押しの商品です。
私が購入した平日12時台の時点では山積みになっていましたが、夜には売り切れているかもしれません。また週末は早くなくなるかもしれません。
このあと移動があったので、湘南新宿ラインのグリーン車でいただきます。
この掛け紙は記念に持ち帰ることにしました。駅弁はやはり列車の中で食べるのが一番です。
内容は、踊り子号沿線の東京、神奈川、静岡の名物がずらりと並んでいます。まずは大船軒名物の「湘南名物 鯵の押寿し」、「巻寿し」、静岡の「まぐろ角煮ご飯」、同じく静岡の「しらすご飯」、「キャベツとしらすの山椒和え」、「ポテトサラダ」、おそらく神奈川県で採れた「ひじき煮」、そしてまさかの「くじらカツ」、こちらも静岡の名物「黒はんぺんフライ」、「やまゆり牛しぐれ煮」、「かまぼこ」、「玉子焼き」、「野菜の煮物」というラインナップです。
これぞ駅弁のだいご味といわんばかりの名物尽くしのひと箱で、心意気が伝わってきます。
クジラに黒はんぺんまであるとは!芸の細かいお弁当です。コロナ禍でなければ海外の方にも目で舌で楽しんでいただけたところですが、惜しいことです。押寿しはしっかりとした味付けでしたが、あとのお料理はほどよく薄味なのもよかったです。特にまぐろの角煮と黒はんぺんは心に残る味でした。
後日、JR東日本のコンビニ「NEWDAYS」にて、「EXPRESS TRAIN MEMORIAL 185」というミネラルウォーターが売られていたので購入してみました。
185系が使われた定期列車の列車名とヘッドマークがぎっしり並んでいるのが楽しいです。
あかぎ、湘南ライナー、新特急なすの、はまかいじ、谷川、上野↔大宮新幹線連絡用、水上、草津、白根、あまぎとあります。そういえばはまかいじにも185系が使われていましたね。
駅弁屋 頂について
場所は、ドトールコーヒーや成城石井などがある南口改札内コンコースにあります。営業時間は6:30~22:00です。