開業前の相鉄・東急直通線 各駅を見に行く②(新綱島駅/日吉駅) 

新規オープン

神奈川東部方面線として整備される「相鉄・東急直通線」は、2022年下期に開業予定です。先行して開業した「相鉄・JR直通線」とともに、相鉄の悲願である都心直通プロジェクトが完結する形となります。

相鉄・東急直通線はどのようなルートかおさらいすると、おなじく西谷から羽沢横浜国大と進みますが、そこから先も相鉄が新路線を新横浜まで伸ばします。東海道新幹線と横浜線、横浜市営地下鉄の駅です。西谷から新横浜までを相鉄新横浜線と呼びます。また、その先は東急の管轄で、東急東横線綱島駅の近くに新綱島駅を設置し、日吉駅まで乗り入れます。その先、東急目黒線、東急東横線、またその乗り入れ先の東京メトロ南北線、副都心線、都営三田線、埼玉高速鉄道線まで直通運転する予定です。相鉄新横浜線、東急新横浜線は西谷から日吉の手前まで、全区間が地下の路線になります。

鉄道・運輸機構

細かな路線図やトンネルの規格などは、整備主体である鉄道・運輸機構のこちらのPDFに詳しいです。→「神奈川県東部方面線 相鉄・JR直通線 相鉄・東急直通線 計画路線マップ

開業2年前になった2020年12月に各予定駅をめぐってみました。羽沢横浜国大駅、新横浜駅予定地をめぐった記録はこちら。

羽沢横浜国大駅、新横浜駅に続いて新綱島駅、日吉駅を見ていきます。

新綱島駅(東急新横浜線)

新綱島駅予定地は、東急東横線の綱島駅の東側を通る綱島街道の先にあります。駅名は2020年の夏に横浜市港北区の住民、在勤、在学の方々の公募によって選ばれました。他の候補に「東綱島駅」「綱島街道駅」などがありました。

綱島駅東口から徒歩で向かいます。駅前の商店街を抜けていきます。

綱島駅発着のバスは東口バス乗り場から出ます(バスがバックで乗り場に入る「スイッチバック式」でこちらも見もの)が、この臨港バス「鶴03」だけは少し離れたこの専用のりばから出ます。隣の不動産屋の一階が専用待合室になったそうです。

そんな臨港バスの乗り場を抜けると見えてきました。

こちらが新綱島駅の建設現場です。大きな多いがなされています。何度もトラックが出入りしていました。

もともとは温泉施設のあった場所です。

綱島駅一帯は、昔ながらの建物が密集していたり、道が狭く混雑したりするため、新綱島駅の建設に合わせて再開発を行っています。まずは先行して新綱島駅周辺を整備しており、白く覆われた工事現場がいくつか見られます。その後、綱島駅周辺の再開発に着手するようです。また、綱島駅と新綱島駅、再開発ビル群をつなぐペデストリアンデッキを設ける構想もあるとか。

地区の状況
横浜市のHPより
横浜市のHPより

飛躍的に便利で住みやすい街になりそうですね。バスターミナルも再編されるようですから、いまのスイッチバック式の独特の雰囲気を見られるのも長くはなさそうです。

建設現場をぐるっとまわってみます。まずは綱島街道から眺めます。新綱島駅は地下駅ですが、綱島街道の下にできるのではなく、さらに東側の現在建設現場となっている場所の下にできます。

綱島街道の日吉駅方面を眺めます。再開発によって一帯の雰囲気は大きく変わることでしょう。

上の地点から今度は綱島駅方面を眺めます。臨港バスの定期券売り場がありました。

綱島東線のほうに一本入ります。

横浜市の資料に「地域・歴史的資源や住宅地と調和した施設整備」とある辺りです。上の写真の左手には個人宅と思われるお庭の広い日本家屋がありました。

こちらはビルが建っていくものと思われます。

鶴見川に出ました。特に昔は橋を架ける際は技術的・経済的な理由から川と垂直方向に架けれたため、東急東横線も綱島街道も綱島に入った時点で本来の方向に少しカーブしています。東急新横浜線は地下のため、川の下をまっすぐ突っ切って新綱島駅に入ります。

東急東横線と反対側には東海道新幹線が通っています。画面右方向が新横浜駅です。東急新横浜線でも新綱島駅の次は新横浜駅で、新幹線に乗り換えることができます。東海道新幹線とは、相鉄本線の西谷から羽沢横浜国大、新横浜、新綱島、日吉と、ほぼ並行するように走ります。武蔵小杉で新幹線は品川に向けて右に曲がっていきます。

綱島街道と、奥に東急東横線があります。ひっきりなしに電車が通ります。

綱島駅に戻りましょう。この狭い道も再開発後は整然と整備されるのでしょう。

綱島駅からひと駅電車に乗って次の日吉駅に向かいます。東急車のSDGs TRAINラッピングの電車が来ました。

日吉駅(東急新横浜線)

東急新横浜線は日吉駅の手前で地上に上がり、東急東横線に合流します。より正確には、現在は日吉駅どまりの東急目黒線の引き上げ線の線路を伸ばす形で接続し、東横線、目黒線とも入れるようにします。引き上げ線は一本だけ残ります。

その線路工事に伴って、目黒線の電車の折り返しがかなり手前で行われていました。東急目黒線は目黒で都営三田線、東京メトロ南北線と、南北線のさらにその先の埼玉高速鉄道まで乗り入れます。

東横線側は、東京メトロ副都心線、その先の西武池袋線、東武東上線に乗り入れていますが、相鉄直通線が東横線内の渋谷どまりになるのか、副都心線に乗り入れて新宿三丁目、池袋、和光市まで向かうのかは現在はわかっていないようです。西武線、東武線に入ることは、相鉄・東急直通線の建設意図からしても考えにくいでしょう。

日吉駅の目黒線ホームには、「東急線と相鉄線 つながります」という看板が多く掲げられていました。わくわくする表記ですね。

相鉄・東急直通線開業まで約2年をきりました。今後も動向を見ていきたいです。

相鉄の都心直通プロジェクトHPはこちら。

都心とつながる(都心直通プロジェクト)|未来への取り組み|相鉄グループ
相鉄グループ「都心とつながる(都心直通プロジェクト)」のページです。相鉄グループは、快適な暮らしをサポートする事業を通じてお客様の喜びを実現し、地域社会の豊かな発展に貢献します。

東急の相鉄・東急直通線に関するページはこちら。

相鉄・東急直通線|東急電鉄
相鉄・東急直通線に関するページです。

都市鉄道利便促進事業「神奈川県東部方面線」HPはこちら。

都市鉄道利便増進事業 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線
神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線)は、都市鉄道等利便増進法に基づく鉄道整備事業。直通線開業により都心へ直結。乗換回数が減少。所要時間が短縮。新幹線へのアクセスが向上。沿線地域の活性化等に寄与。

相鉄・JR直通線1周年の記念に全線乗車した記録はこちら。

コメント

  1. […] 開業前の相鉄・東急直通線 各駅を見に行く②(新綱島駅/日吉駅) 神奈… […]

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