西武多摩湖線に最近、赤い塗装の9000系電車が走り始めました。
西武多摩湖線とは、国分寺駅から西武拝島線の萩山駅を通り、多摩湖駅まで向かう路線です。現在多摩湖線には4両編成の9000系が活躍しています。
最近、もともと西武池袋線を走っていた京急とのコラボ塗装の赤い9000系が、塗装をさらに赤くして編成を短くし、多摩湖線用として使われ始めました。このあいだ多摩湖線を利用する機会があったので、狙って乗ってみました。途中の萩山駅から国分寺駅まで乗ります。
萩山駅名物の、ホームの途中から分岐する線路を眺めて待ちます。手前が複線の西武拝島線、奥に伸びていく単線が西武多摩湖線です。拝島線の車両が最大10両であるのに対し、多摩湖線は4両で、多摩湖線の車両はホームの手前の方に停まります。
拝島線の下り列車がやってきました。多摩湖線の線路に微妙に支障しています。
そうこうしていると、赤い電車の到着です。京急コラボ時代よりさらに鮮やかな赤になっています。京急の赤は京急のものなので、期間が終わったら変えなければならないのでしょう。個人的にはこちらのほうが好きです。
ピカピカの赤い9000系に乗りこんで国分寺駅まですぐです。単線の路線で、途中駅で交換がありました。内装は池袋線当時のままで、路線図も池袋線のものが貼られていました。
国分寺駅ではホームドアが設置されていました。「多摩湖」という行き先も、この春生まれたものです(厳密には過去に使われていた駅名が復活)。
ホームの反対側には西武バスの「寺62」が来ていました。小平と国分寺を結ぶ路線です。かつてはこちら側にも線路があったのでしょうか。
多摩湖線のホームドアは他の西武線の駅のものとは扉が異なっています。
再び多摩湖に向けて走り去っていく赤い電車を眺めました。すぐ隣に道路があり、併用軌道のような雰囲気です。
多摩湖線には赤い電車と黄色い電車の他に、青い電車も走っています。こちらはかつて池袋線で西武ライオンズの塗装がなされていたものです。赤青黄色とカラフルな多摩湖線になりました。
ここからは別の時に撮った、青梅街道駅の様子です。新緑に菜の花と桜、花ダイコンが綺麗でした。
つい先日までは、多摩湖線では新101系が走っていました。その時の記録はこちら。
その時の新101系の一編成は現在は西武狭山線を走っています。その様子はこちら。
【追記】 西武鉄道によると、2025年度以降、西武多摩湖線に元東急電鉄9000系電車(西武での形式は未定)が導入されることが発表されました。これは、西武鉄道が取り組むSDGsへの貢献や環境への配慮を目的とした「サステナ車両」の導入によるもので、省エネ化のほか固定費削減が見込まれます。これにより、現在活躍している西武9000系は徐々に置き換えられていく予定です。
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