【アーバンパークライン】東武野田線の急行で全線を乗り通す【スイッチバック】

鉄道

東武野田線は、埼玉県の大宮から春日部、千葉県の柏を経由し、船橋まで至る路線です。

大宮駅でJR線、春日部で東武伊勢崎線、流山おおたかの森でつくばエクスプレス、柏でJR線、新鎌ヶ谷で北総線と新京成電鉄、船橋でJR線とそれぞれ接続しています。武蔵野線と同様に、首都圏を弧を描くように伸びた路線です。

東京都を通らない郊外路線であるものの、全線を通してベッドタウンを通っているため通勤客が多く、また、都心を通らない県内での都市間の移動にも便利な路線で、東武鉄道の基幹路線の一つです。

Wikipedia「東武鉄道」より

特急列車の運転もあり、平日夜に通勤輸送を担っています。伊勢崎線の浅草から春日部で分割して大宮に向かうものと柏に向かうものとに分かれ、その後はそれらが野田線内の大宮-柏間を行き来するという運用です。リバティの車両が使われています。

野田線の歴史は、千葉県野田市の醤油の輸送に始まります。まず県営で野田市と柏の間に路線が敷かれ、経営主体が変わって次に柏から船橋間が別路線として開業します。さらにその後、野田から大宮までも開業。ここで全線が電化されます。さらに東武鉄道に吸収されると、別路線だった野田線と船橋線が合体して野田線になり、一部複線化も実施されました。

そのような経緯から、柏駅はスイッチバックの構造になっています。かつては柏で運行系統が分かれていましたが、2016年に新設された急行は全線を走り、柏で進行方向を変えて進みます。今回はその急行で全線を走破します。

まずは大宮駅にやってきました。

なお、大宮から船橋までを単純に移動する場合はJRのほうが少し早いようです。値段は野田線のほうが安く済みます。ただ大宮-船橋をピンポイントで移動する人が多いとは思えないので、全線を乗り通す場合でもその先の経路などを考えると、こうした比較はあまり意味がないかもしれません。

ちょうど急行船橋行きが1番線に入っていました。東武8000系での運用です。

大宮駅は一面二線。地方私鉄の雰囲気が漂っています。

野田線は6両編成。車体に路線の愛称「東武アーバンパークライン」と書かれています。

古き良き車両。一番前から眺めます。あいにくの雨。

座席はふかふかですが、座るとガタンというほど古い感じ。

となりを高崎線、宇都宮線の電車が走っていきます。

2番線に普通列車が入線してきたのと入れ替わりに発車します。

しばらくは宇都宮線と並走します。雨で全面展望がかなり制限されました。

貨物列車とすれ違います。

大宮を出ると春日部までの途中停車駅は岩槻のみ。

岩槻は大きな駅です。さいたま市岩槻区の主要駅。

春日部まではずっと複線です。急行大宮行きと行き違いました。あちらも8000系。

春日部の手前で右に大きく曲がり、伊勢崎線と合流します。

春日部駅に到着。一大ターミナル駅です。

ホームに立ち食いのラーメン屋さんがありました。

ここから再び伊勢崎線とわかれます。単線区間が続くため、運河まで各駅に止まります。

伊勢崎線と立体交差するため、まずは右に大きく回って、伊勢崎線の上を抜けます。

すでに単線に。

伊勢崎線の上を垂直に交差します。

スペーシアのけごん号、日比谷線直通の車両と交差しました。

次の藤の牛島駅で普通列車と交換します。

新緑が美しい単線です。地方のローカル線の風情。

江戸川を渡ります。

七光台で乗務員さんが交代がありました。

野田市駅に到着です。野田市は野田線発祥の駅です。現在は高架駅になりました。

今でも隣には醤油工場があります。キッコーマンの街です。

ピカピカの高架線の単線区間。

運河駅に到着です。運河という美しい名前の由来は、当時利根運河を運営していた会社が千葉県に働きかけて生まれた名前だとか。そんな利根運河を渡ります。近くにはインドネシア料理のお店もあるとか。

再び急行運転区間に入り、流山おおたかの森に到着です。住みたい街の上位に食い込むようになった街で、つくばエクスプレスとの乗り換え駅です。

次はいよいよ柏に到着。常磐線に沿うように曲がり、西口側にホームを持ちます。ここでスイッチバック。

急行船橋行きと急行大宮行きが並びました。どちらも8000系。そしてどちらも同じ方向に進みます。野田線を象徴する光景の一つです。

ここから先も急行運転が続きます。緩急接続。

柏で5分ほど停車し、再び船橋に向けて出発です。線路が複雑に交わっています。

先程は右側から来ましたが、次は左側に移ります。隣は常磐線。

なんと常磐線には小田急の車両が2編成も見えました。千代田線経由常磐線直通の電車です。

大宮方面を右手に見ながら大きく左にカーブし、常磐線の上を渡ります。

次は高柳に止まり、続いて新鎌ヶ谷に到着。北総線と新京成線に接続します。

この赤いレバー、引いてみたいですね。

次は終点の船橋です。

高架線のまま、船橋駅に突入していくように止まります。ホームの先には東武百貨店船橋店。一面二線の駅です。

車両は引き続き急行大宮行きになりました。

やはり、地方私鉄のターミナルのような雰囲気です。古い電車に暗いホーム、駅より大きい百貨店ビル。

一段下には総武線の駅があります。快速も止まる駅。

大宮駅もこのような見た目でした。

百貨店から続く駅入り口。

みなさんも乗ってみてください。

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