【西武/メトロ 座席指定列車】S-TRAINで豊洲→保谷を移動する【40000系】

鉄道

西武鉄道と東京メトロが運行する座席指定型通勤列車S-TRAINは、西武池袋線の小手指と東京メトロ有楽町線の豊洲の間を結びます。

西武鉄道のホームページより

平日のみの運転で、土休日は西武秩父線の西武秩父と東京メトロの新宿三丁目、渋谷などを経由して、東急東横線、みなとみらい線の元町・中華街を結ぶ座席指定の観光列車となります。

平日は、朝は小手指、西所沢、所沢、保谷、石神井公園、練馬と西武池袋線沿線の通勤通学客をひろい、東京メトロ有楽町線の飯田橋、有楽町、豊洲に運びます。そしてまた夕方から夜に、逆方向で運転します。ラッシュの混雑を回避できる人気の列車です。

西武鉄道ホームページより。2021.4現在。

近年、大手私鉄ではこのような座席指定型の通勤列車が定着してきました。特急型車両を用いて特急料金で運転するものもありますが、西武のように一般列車としても使える車両を導入する会社が増えてきました。座席指定列車として運転する際はクロスシート、一般列車として運転する際はロングシートに転換します。

今回新木場から西武線沿線まで夜に移動する機会があったので、豊洲〜保谷間でS-TRAINを利用しました。

新木場からS-TRAIN始発の豊洲まで移動します。車内で指定券を購入しました。駅の指定席券売機でも購入できますが、スマホのサイトから購入するのが便利です。座席を選んで指定できます。運賃はどこまで乗っても均一の510円です。

豊洲駅にやってきました。東上線直通の川越市行きのあとすぐに始発のS-TRAIN小手指行きが入ります。有料の座席指定券が必要であること、メトロ線内では下車できないことなど、繰り返しS-TRAINの案内がなされます。

豊洲駅名物である、ふさがれた2,3番線を見学します。

このホームは将来の有楽町線の住吉・押上方面への支線用の折り返しホームとして設計されているもので、豊洲駅開業後長らく支線の建設が進まないため、駅利用者の増加もあってこのようにホームの一部として立ち入れるようになっています。

何度来ても不思議な感じ。ここに線路が敷かれる日が楽しみです。和光市から押上方面への直通便も設定されるのでしょうか。

時間になってS-TRAIN 103号が入線してきました。この電車は西武40000系で、ロングシートとクロスシートに対応している仕様の列車です。S-TRAINの運用に入らないロングシートのみの編成もあります。すべて10両編成です。

S-TRAIN 103号は小手指から新木場の車両基地まで回送され、時間になって再び新木場から豊洲まで回送されます。以前は送り込みも営業運転され、所沢から豊洲までS-TRAINとして走っていましたが、あまりにも需要がないため廃止され、現在は回送列車としてやってきます。

ちなみに、新木場と反対側の月島方に留置線があるそうです。将来の支線のための施設として確保されたのでしょうか。

私の乗る9号車には、豊洲から乗る人はまばらでした。

あくまでもラッシュ時の着席通勤に特化した車両なので座席のリクライニングは出来ません。ただ土休日の観光需要の運用時に長距離を走るためか、トイレが設置されています。

窓側の座席には電源もあります。メトロのものほどスピードが速くない印象ですが、西武のフリーWi-Fiも使えます。

豊洲を出ると次は有楽町です。有楽町で窓側の座席がすべて埋まりました。

ラッシュ時の有楽町線は当然前後の間隔が詰まっており、停車駅が少ない変則的な運用のS-TRAINは時々駅以外のところで停車していました。窓の外をよく見られるのはクロスシートならではです。

有楽町の次は飯田橋です。飯田橋ですべての座席が埋まりました。コロナ禍で通勤需要が減ったといっても満員電車は見られますし、より密を避けられる座席指定列車は人気のようです。ただ、いつも飯田橋から乗る時も、直前でも席は取れることがほとんどですし、前もって買っておくというよりは時間に合わせてその時に指定すればよさそうだと感じます。

飯田橋を出ると、次の停車駅は練馬です。有楽町線で最大の利用者を誇る池袋駅は通過します。小竹向原駅で運転停車があり、西武の乗務員さんに代わります。

練馬駅は昨年追加された停車駅で、その前までは飯田橋の次は石神井公園でした。練馬駅のほかに西所沢駅が追加され、所沢どまりだったものがすべて小手指行きになりました。

石神井公園を出ると次は保谷に停まります。保谷はS-TRAIN登場時からの停車駅で、となりの大泉学園やひばりが丘などではなく保谷が選ばれたことは驚きをもって迎えられました。保谷で緩急接続が行われます。2番線には各駅停車となった準急小手指行きが来ています。S-TRAINは保谷の次は所沢まで停まらないので、実に4駅も通過します。乗り換える人は多くいました。

電光掲示板には降車専用の表記が。

9号車では半分以上のお客さんを残して所沢に向けて走っていきました。

登場時から有楽町線運用、副都心線運用ともよく利用してきましたが、やはり有楽町線でこそ真価を発揮すると思います。スピードが遅くても確実に座れるということに大きな価値があります。一方、土休日の秩父方面へのレジャーには、座席がより良い特急のほうがいいのかなと思います。横浜方面も、JRのグリーン席のほうが快適かなと思います。

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