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東武バスセントラル「王30」系統(王子駅~亀有駅)に乗る【長距離路線】

バス
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東武バスセントラルの長距離路線「王30」系統に全区間乗車しました。

「王30」系統はJR京浜東北線の王子駅からJR常磐線の亀有駅まで、ほぼすべてを環七通り沿いに進む路線で、東武バスセントラル葛飾営業所の系統です。東武バスグループの中で唯一北区内を走行する路線です。

運行系統 「王30」亀有駅北口~綾瀬警察署~本町五丁目~西新井大師~東京女子医大足立医療センター~鹿浜橋~王子五丁目~王子駅

亀有駅北口を出るとすぐに環七通りに入ります。千代田線北綾瀬駅に連絡、首都高6号線と交差後、東武伊勢崎線西新井駅、そして西新井大師に停車。 途中東京女子医大通りに左折して東京女子医大足立医療センターの構内に入ります。再び戻り環七通りに合流し荒川、隅田川を渡って北本通りに入り、王子駅のロータリーに到着です。

運賃は220円の均一運賃(2023年7月より230円)で、運行はお昼に2往復のみ。所要時間は1時間5分です。正月三が日には臨時便として亀有駅から西新井大師まで初詣客を運んでいます。

早速乗っていきましょう。京浜東北線で王子駅にやってきました。王子駅のバスターミナルは北口側にあります。

今回は王子駅から、2便目の13:14発の亀有駅北口行きに乗車します。すでに最終便です。王子駅ののりばは5番のりば。都営バスの停留所を間借りする形で記載されています。

1日2便と寂しいものの、土日も運行されているのが素晴らしいですね。また、平日のみ西新井駅西口まで深夜バスが出ています。

13:00ごろ、王子の街に東武バスがやってきました。オレンジの車体が一際目立ちます。

バスは10人弱を乗せて到着。すぐに折り返し亀戸駅北口行きに。東武バスセントラル葛飾営業所の車両で足立ナンバー。

経由の案内は女子東京医大と東部病院前。王子駅から東部病院前までは、都営バス「王49」系統と完全に同一ルートです。「王49」は本数も多くて便利。

私の他にあと1名乗せて出発です。少し古めの車両。

まずは北本通りに出て、東京メトロ南北線と並走します。「王子五丁目」で南北線王子神谷駅に連絡します。次の「北区神谷町」ではないので注意が必要。王子五丁目で多くの人が乗りこんできました。

宮堀の交差点でついに環七通りに合流します。ここからはひたすら東へ向かいます。

バスは心地よい揺れで隅田川を渡ります。この橋は新神谷橋。この隅田川を渡ると足立区に入ります。

隅田川を渡るとすぐに今度は荒川を渡ります。この橋は鹿浜橋。鹿浜地区に入ります。

各バス停でコンスタントに乗車があり、座席が埋まってきました。一旦環七通りを離れ、東京女子医科大学附属足立医療センターに入ります。

広いバスのりばが整備されており、東武バスの複数の路線のほかに、都営バス、国際興業バスも発着しています。このバスは乗降がありませんでした。

再び東京女子医大通りに戻り、環七通りに復帰します。日暮里舎人ライナーと交差しました。都営バス「王49」にはこの近くの江北駅行きの便があります。

続いて東武大師線大師前駅近くの「西新井大師前」に停まります。西新井大師へはここが便利です。この近くには東武バスセントラル西新井営業所があり、スカイツリーシャトルなどを担当しています。

東武伊勢崎線のオーバーパスを渡ります。西新井駅の近くですが、西新井駅には停まりません。「西新井陸橋」か「梅島三丁目」で降りて歩くことはできます。

日光街道との交差点で、都営バス「王49」とはお別れです。都営バスはこの先足立区役所まで向かいます。このバスは東部病院前に停車してそのまま直進します。

平方東京線と交差します。この下をつくばエクスプレスが走っています。ここから北と南に同距離ぐらいに青井駅と六町駅があります。

続いて首都高速6号の加平インターが現れます。なんだかアートな建造物ですね。

綾瀬川を渡り、首都高速と立体交差します。

次に東京メトロ千代田線の北綾瀬駅を通ります。すぐ横を通るものの北綾瀬駅を冠したバス停はなく、最寄りバス停は「綾瀬警察署前」です。このあたりではつくばエクスプレスの八潮駅や千代田線の綾瀬駅に向けて多数のバスが走っています。

北綾瀬駅を出ると環七通りは大きく右に曲がり、今度は南を目指すようになります。常磐線の高架線が見えてくると、その手前で右折し亀有駅北口に入ります。

バスは終点の亀有駅北口に到着しました。ロータリー内ではなく駅前の通り沿いに停車します。バスはこのあと回送として葛飾営業所に戻っていきました。

歩いて亀有駅に向かいます。

亀有駅では北口より南口により多くのバス路線があります。北口には東武バスセントラルが、南口には京成バスや京成タウンバス、日立自動車などがやってくるようです。

亀有駅北口での「王30」ののりばは改札の向かい側の3番のりば。時刻表には「王30」の2往復のほかに、1日1本の「足35」系統(亀有駅北口~足立区役所)も載っています。

最後に両津勘吉像に挨拶して常磐線に乗りました。

特段際立った点はないものの、環七通りの移り変わりや、意外と乗降が多い点など、興味深く乗ることができました。特に王子側では並行する都営バスの路線があるものの、学生の利用も多く、維持してほしい路線です。

ちなみに王子駅~亀有駅を鉄道で移動すると、JRとメトロを乗り継いで約30分、360円。「王30」は倍の時間がかかりますが、230円で移動できて130円もお得なので、バスの時間が合えばぜひ利用してみてください。

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