首都圏の普通列車グリーン車にJREポイントで乗車する方法です。
普通列車グリーン車について
首都圏を走る東海道線、高崎線、宇都宮線、常磐線、総武線、横須賀線、湘南新宿ライン、上野東京ラインの列車に連結されているグリーン車には、普通乗車券+グリーン券で乗ることができます。グリーン券は、ホームの券売機でICカードのSuicaに記録するか、モバイルSuicaのアプリ上で購入できます。
営業キロ | 平日 | ホリデー |
50キロまで | 780円 | 580円 |
51キロ以上 | 1,000円 | 800円 |
JREポイントで乗車する
このグリーン券を、貯まったJREポイントで購入することができます。JREポイントサイトにSuicaを登録する必要があります。
必要なJREポイント(日時・距離にかかわらず) | 600ポイント |
グリーン券交換に必要なJREポイントは600ポイント。つまり、「休日50キロ以下」では普通に購入したほうがいいですが、それ以外の条件ではポイントを利用するほうがお得になります。知らず知らずのうちにJREポイントが貯まっている方も多いでしょうから、グリーン券に使うのは一つの良い方法です。
普通ポイント、期間限定ポイントともに利用可能で、一度に10枚まで申し込みできます。今回はモバイルSuicaでグリーン券を受け取り、使用してみます。ICカードでは乗車できるのは交換翌日以降ですが、モバイルSuicaなら交換してすぐに乗車できます。
詳しくはこちら。
交換方法
今回、平日に大宮から横浜に移動する機会があったので、JREポイントでグリーン車に乗ることに。大宮~横浜間は59.1キロなので普通に買うと1,000円。
まずはJREポイントのウェブサイトかアプリでグリーン券への交換の申し込みをします。私はアプリから。下のバーの「ポイント利用」から「(JREポイント用)Suicaグリーン券交換申し込み」をタップします。
登録しているSuicaを選び、枚数を選んで進みます。「次へ」を押して申し込み。
次に、乗車する日にモバイルSuicaアプリを開きます。「ポイント交換グリーン券が〇件あります」と出ているので、タップします。
OKを押して進み、「ポイント交換情報」を選択します。
「Suicaグリーン券受け取り」をタップして、乗車駅と降車駅を選択します。
最後に「受け取る」をタップすると、完了です。これでモバイルSuicaにグリーン券情報が記録されたので、あとは乗車時に座席の上の読み取り機にスマホをかざすだけ。
乗車記
大船から千葉までJREポイントのグリーン券を使って移動します。大船千葉間は85.7キロだそうで、普通に乗ったらグリーン券1,000円かかりますが、600ポイントで乗車できます。大船までの乗車時間は1時間30分ほど。
大船駅といえばこの大きな出発案内。いつ見てもわくわくします。乗車するのは引退が近いE217系。
この日の12:54発の千葉行きはE217系11両編成でやってきました。E217系は基本編成が11両で付属編成が4両。
グリーン車は4号車と5号車。
大船出発時点ではガラガラだったので、2階席にしました。横浜駅と東京駅で多数の乗車がありました。
モバイルSuicaにグリーン券情報が記録されているので、スマホをリーダーにタッチするだけ。ランプの色が緑に変わります。
スマホにはこのようにグリーン券が使用された旨の通知があります。
この座席に座るのも最後かも。2階は青色のシート、1階は紫色系のシートです。
時間があるので先頭車両を見に行きました。鎌倉車両センターのY-36編成。6次車なのでまだ貫通扉があるタイプです。E217系はまもなくすべてE235系に置き換わり、廃車となります。以前は帯の色は紫に近いブルーでしたが、機器更新の際に今の明るめの色に変わりました。
JREポイントを使ってグリーン車に乗り、快適に移動することができました。ぜひ活用してみてください。
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