西武鉄道では、旧西武鉄道で採用され、その後の標準塗装となった「2色塗り(黄色と茶色)」を再現した車両を20241年4月27日より運行しています。
復刻ラッピングがされたのは西武2000系車両1編成。両先頭部分がツートンカラーにデザインされています。
モデルとなったのは「505(351系)車両」で、ツートンカラーは旧西武鉄道で1937年(昭和12年)頃から採用されました。武蔵野鉄道と合併し、現在の西武鉄道になって以降も「標準塗装」として、1961年まで使われていました。505(351系)車両は現在も西武鉄道の横瀬車両基地で保存されているそうです。
早速見に行きましょう。ツートンカラー車が運用されているのは、池袋線、豊島線、狭山線、西武秩父線。
ツートンカラー車が現在どこを走っているかは、西武鉄道アプリ「西武線アプリ」内の「列車走行位置」で確認できます。アイコンがツートンカラーのものになっています。
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西武線アプリの「列車走行位置」を開きます。右上にあるラッピング列車のアイコンをタップします。列車がリボンで”ラッピング”されていて可愛いですね。
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するとラッピング列車の一覧が出ます。
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西武線ではあまりにも多くのラッピング列車が走っており、その熱意に驚かされます。
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ツートンカラーラッピング列車のアイコンはこんな感じ。2000系の顔がツートンカラーになっています。
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たまたま石神井公園駅にいたので西武線アプリを見てみると、下りの保谷行き各駅停車に入っていました。早速乗ってみることに。
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ツートンカラー列車が到着です。見た目にも鮮やか。今回は前面だけのラッピングですが、インパクトは十分ですね。
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ツートンカラーが施されたのは池袋線系統で最古参となった2000系。往年のツートンカラーが良く似合います。
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ひと駅だけ乗車して大泉学園駅で下車しました。ツートンカラー車は雨の西武池袋線を鮮やかに走り去っていきました。
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西武線のラッピング列車は西武線アプリから簡単に見つけることができるので、ぜひ探して乗ってみてください。
ハリーポッターラッピング列車やドラえもんラッピング列車などと合わせて楽しみましょう。