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西武バス「泉30-1」系統に乗る【大泉学園駅~新座駅】

バス
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西武バスのレア系統、「泉30-1」系統に全区間乗車しました。いわゆる免許維持路線で、特に有名でも珍しいわけでもありませんが、西武バスのレア路線にいろいろ乗っていこうと思い、乗車しました。

「泉30-1」は西武バス新座営業所の路線で、大泉学園駅〜新座駅間を結んでいます。運行は平日の1往復のみ。ただ、全区間にわたって重複する路線があります。

運行系統 「泉30-1」大泉学園駅北口~関越学園通り~片山小学校~福祉センター入口~本多一丁目~平林寺~新座市役所~新座駅南口 
「泉30-1」路線図

大泉学園駅北口を出ると、大泉学園通りを北上します。関越道と交差する地点で左折し、練馬区から新座市へ。産業道路を北上しながら新座市役所を経由して新座駅南口に入ります。

ちなみに「泉30」は大泉学園駅から福祉センター入口までの路線で、多く運行されています。「泉30-1」はその枝路線。朝に新座駅から大泉学園駅に向かう往路と、昼に大泉学園駅から新座駅に向かう復路のみの運転です。

練馬区(都区内均一運賃のエリア)と新座市(埼玉特別運賃のエリア)をまたがって運行するため、「前乗り運賃先払い式」となります。

大泉学園駅にやってきました。11:56発の新座駅行きに乗ります。大泉学園はアニメの街。

デッキからバス乗り場に降ります。

大泉学園駅北口からは、東武東上線の朝霞駅、和光市駅、成増駅に多くのバスが出ています。「駅と駅をショートカット」するバスのメリットは大きいです。そんな中で、新座駅南口行きは細く書かれています。

新座駅行きは1番のりばから出発します。直前に和光市駅行きと長久保行きが出て、出発のすぐ前に新座駅行きがやってきました。新座営業所の車両なので所沢ナンバー。

前ドアから乗車します。乗車時に、降りるバス停を伝え、乗務員さんに金額を表示してもらってからICカードをタッチします。このあたりは都区内均一運賃エリアと多摩地区運賃エリアをまたがるバスが多く、このシステムは一般的。

大泉学園駅から新座駅までの運賃は都区内均一運賃よりも70円高い290円。所要時間34分の旅の始まりです。ちなみに大泉学園〜新座を鉄道で行くと約30分で398円。本数が1日1本なのでかなり限定された条件になりますが、同じぐらいの時間でより安く行けます。

バスは北口バスターミナルを出ると、県道24号線から右折して大泉学園通りに入ります。新座栄方面の西武バスがひっきりなしに通る道です。交通量が多く、渋滞もしばしば。ちょうど新座営業所からの「泉30-2」のバスがやってきました。

「泉30-1」の兄弟といえる「泉30-2」

この通りでは西武バスが連なってやってきます。続いてすれ違ったのは「吉61-1」系統、吉祥寺駅行き。こちらは上石神井営業所の路線で、大泉学園駅での発着は南口ののりば。新座栄からやってきて大泉学園駅南口を経由し、吉祥寺駅北口まで向かう比較的長い路線です。

関越道の交差点で左折して西大泉エリアに入ります。しばらく関越道と並走。

再び左折して、練馬区みどりバス「大泉ルート」、「保谷ルート」と同じ道を進みます。

四面塔稲荷前の交差点で今度は右折します。久保新田から先新座市に入り、埼玉特別運賃に変わります。

産業道路をひたすら北上しながら黒目川を渡ります。

福祉センター入口に到着しました。ここまでは毎時4~5本程度あります。新座営業所まで行く「泉30-2」は時間によりますが、毎時1本程度の間隔。大江戸線を誘致する新座市の横断幕が。

続いて「本多一丁目」に到着。新座営業所がこの近くにありますが、このバスは営業所には停車しません。先ほど大泉学園駅近くですれ違った「泉30-2」は新座営業所止まり。ちなみに新座営業所から新座駅までは、「志33」などが重複している区間です。

産業道路から平林寺大門通りに入ります。「久留23」系統東久留米駅行きとすれ違いました。

関越道のオーバーパスを渡ります。

新座中学校に到着。こちらにも大江戸線延伸の横断幕が掲げられています。実はこの新座中学校の近くには、大江戸線延伸に際した車両基地の予定地があります。ただ、大泉学園町までの延伸が進展しているのに対し、新座やその先までの延伸は比較的可能性が低そうです。

大江戸線延伸予定地(光が丘〜大泉学園町)をめぐった記事はこちら。

大江戸線延伸予定地(大泉学園町〜東所沢)をめぐった記事はこちら。新座の車両基地についてもこちらに書いています。

平林寺の美しい森林を眺めながらしばらく行くと新座市役所が見えてきました。

川越街道を渡り、新座の市街地へ入ります。このあたりになると新座駅に行く乗客がどんどん乗ってきました。志木や清瀬、東久留米に向かうバスはどんどん来ますが、このバスは大泉学園からやってきているレアなバス。

ほとんど遅れずに終点の新座駅南口に到着です。

新座駅発の朝の大泉学園駅行きは3番のりば。

乗ってきたバスは3番のりばから新座営業所行きとして車庫に戻っていきました。3番のりばでは立教大学のスクールバスも発着しており、大盛況でした。

大泉学園の市街地を抜けて緑豊かなエリアに入り、再び新座の市街地に入るという、街と街と繋ぐ良い路線でした。ぜひ機会があれば乗ってみてください。

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