TOYOTAが開発した水素で走る次世代型のバス、燃料電池バス「SORA」は現在、大手バス会社各社で続々と導入されています。首都圏に限ると、都営バス、東急バス、京王バス、京急バス、京成バス、JRバス関東、日立自動車交通、横浜市営バス、西武バス、東武バスウエストの計9社が運行中です。
TOYOTA燃料電池バス「SORA」
現在首都圏を走っている燃料電池バスSORAを乗りつぶししています。今回は都営バス品川営業所の「井92」系統に投入されている燃料電池バスに乗車しました。
運行系統 | 「井92」大井町駅東口~青物横丁~都立産業技術高専品川キャンパス前~品川総合福祉センター~八潮パークタウン |
「井92」系統は、大井町駅と八潮パークタウンとを結ぶ路線です。八潮パークタウンの団地と大井町駅、そして大井町駅と周辺の学校を結ぶ路線として重要で、本数も多い系統です。
行きと帰りでルートが違い、行きは大井町駅東口を出ると青物横丁駅を経由して八潮パークタウンに入ります。八潮パークタウン内でも一方通行に円を描き、循環路線の形をとります。
大井町駅東口は品川区総合区民会館「きゅりあん」のそばの1番のりばから出発します。乗り場に行くと、八潮パークタウンから戻ってきた燃料電池車が待機していました。
すでに乗客の列は長く、人気の路線です。
このバスは引き続き11:35発の八潮パークタウン行きとなります。
バスが入線してきたので早速乗り込みます。
品川営業所所属の車両。営業所記号はAです。
平日の昼間なのに、収容人数の多い燃料電池車でも立ち客が出るほど。
都営バスなので高速のWi-Fiが使えます。
駅を出て仙台坂を下っていきます。
青物横丁で乗車と下車がありました。青物横丁駅を通るのは往路だけですが、復路も駅の近くを通るので、団地と京急線をつなぐ路線でもあるのでしょう。
品川シーサイドのイオンのところで右折し、海岸通りに入ります。
大きなイオンが。バス停は「都立八潮高校前」。
さらに左折して、八潮橋を渡ります。
京浜運河と首都圏、東京モノレールを眺めます。
八潮の団地の中に入りました。
明晴学園前に停まり、次が八潮パークタウンです。
大型のスーパーや郵便局などが集まる場所です。バスはこのまま、普通のバス停と同じように降車と同時に乗客を乗せ、行き先を大井町駅東口に変えてすぐに出発していきました。
八潮パークタウンへは、品川駅港南口からの「品91」系統も頻繁に発着しており、こちらも循環バスとなっています。