スポンサーリンク

首都圏の燃料電池バス乗りつぶし⑤JRバス関東「JR竹芝水素シャトルバス」【東京駅-ウォーターズ竹芝-東京タワー】

バス
スポンサーリンク

TOYOTAが開発した水素で走る次世代型のバス、燃料電池バス「SORA」は現在、首都圏の大手バス会社各社で導入されています。つい先日は西武バスと東武バスウエストがそれぞれ1台ずつ営業開始。すでに導入している都営バス、東急バス、京王バス、京急バス、京成バス、JRバス関東、日立自動車交通、横浜市営バスに加え、計9社が運行中です。

TOYOTA燃料電池バス「SORA」

TOYOTAのHPより

現在首都圏を走っている燃料電池バスSORAを乗りつぶししてみることにしました。続いて、JRバス関東の燃料電池バスに乗ります。

JR東日本:未来のバスに乗ってみよう
JR東日本グループでは、2050年度のCO2排出量「実質ゼロ」を目指す「ゼロカーボン・チャレンジ 2050」の取り組みの一環として、浜松町駅周辺エリアで燃料電池バス(JR 竹芝 水素シャトルバス)を運行しています。

JR東日本が開発した竹芝地区の新しい複合施設、ウォーターズ竹芝へのアクセスとして、JRバス関東が無料の連絡バス「JR竹芝水素シャトルバス」を燃料電池バスで運行中です。ウォーターズ竹芝はラグジュアリーホテル、商業施設、オフィス、劇場、船着き場で構成されており、2020年6月にオープンしました。

2022年3月より、JR竹芝水素シャトルバスが東京タワーに乗り入れています。詳しくはHPで確認してください。

運行ルート東京駅丸の内南口→ウォーターズ竹芝→日の出ふ頭→東京タワー→東京駅丸の内南口
運賃無料
本数平日7便、土休日11便

東京駅丸の内南口といえば、都営バスと東急バスの燃料電池バスも発着しています。

この日は平日で、東京駅丸の内南口を毎時00分に発車です。10分前に東京駅丸の内南口に到着しました。

東京駅は何度見ても美しいです。駅の出入口であると同時に、JR東日本が運営する東京ステーションホテルホテルの出入口でもあります。

JRホテルの前でもある東京駅丸の内南口からJRバス関東のバスがJRのウォーターズ竹芝とそのホテルを結ぶのですから、理にかなった運行です。

「JR竹芝水素シャトルバス」はそんな東京ステーションホテルの目の前から発着しています。ブルーのデザインが美しい燃料電池バスが停車していました。

ホテルの車寄せをバス停として使っているからこんな便利な場所に作ることができたのですね。車両は江東ナンバーです。

側面にはJR東日本進める持続可能な開発目標、「Sustanable Develpoment Goals」SDGsのロゴが大きく描かれています。

バス停には時刻表とルートマップ、それに、無料である旨が記されています。

平日午後のこの時間の乗客は少ないのか、2、3人程度で出発しました。ポートシティ竹芝には停車せず、行く人はウォーターズ竹芝で降りるようアナウンスが繰り返されたあと、持続可能な開発目標を推進していること、そのために水素で走る燃料電池バスを導入したことが自動アナウンスで伝えられました。

電源は開放されていて、私も充電しました。東京BRTや都営バスなどではコンセントに差し込めても通電しないという状況でしたが、私にとって初めて燃料電池バス内で実際に充電することができました。

ルートはまず、東京国際フォーラムの手前で鍜治場通りに入り、八重洲側に出ます。昭和通りで東銀座駅方面に曲がり、都営浅草線の上を銀座、新橋、と通ります。銀座はほんとうに多くの燃料電池バスがみられる場所です。

浜離宮前踏切跡を通ります。汐留から築地まで線路が伸びていたころの遺構です。

浜離宮の横を抜けていきます。

15分弱でウォーターズ竹芝に到着しました。干潟が再現されていたりもする楽しい施設です。

ウォーターズ竹芝 -WATERS takeshiba-
浜松町駅北口から徒歩6分の「ウォーターズ竹芝」公式サイト。「四季劇場」、「アトレ竹芝」、「メズム東京」からなる複合施設。東京の水辺の新たな魅力をお届けします。

アトレ竹芝を抜けてメズム東京の車寄せの手前あたりに停留所が設けられています。ここで、宿泊客かショッピングなどを楽しんだ方々が大勢乗ってきました。彼らは東京駅に戻ります。一方通行の循環式の運行なので、東京駅方面も一度日の出ふ頭まで行きます。

楽天トラベル : 指定されたページは掲載終了しました。

インターコンチネンタルホテルの入り口横を通って日の出ふ頭に到着です。シンフォニークルーズの乗り場奥の倉庫群の手前に停留所があります。

全国屈指の国際港、東京港を構成する日の出ふ頭。そのインダストリアルな面が垣間見える倉庫群です。

こちらはその隣にあるコンビニとレストラン。

コロナ禍でシンフォニークルーズの乗り場も閑散としています。

私はこの後、その隣にあるHi-NODEに向かいました。

Hi-NODEを見学した記事はこちら。

JR竹芝水素シャトルバスはウォーターズ竹芝の利用者を運ぶことをメインに無料で運行されるシャトルバスなので、このあと少しウォーターズ竹芝で買い物して帰宅しました。

燃料電池バスの乗車としては、時刻が固定されていること、基本的に全て燃料電池バスで運行されること、路線がシンプルなことから、非常に簡単に燃料電池バスを楽しめる路線です。無料であるため、その運営趣旨に沿ってウォーターズ竹芝などの利用と合わせて乗車を楽しむのがいいかな、と思います。

車窓も、東京駅、銀座、浜離宮、竹芝の臨海地区、日の出ふ頭と飽きないので大変おすすめです。

【2023年に東京タワーまで乗車したので加筆】

2023年9月にJR竹芝水素シャトルバスに東京タワーまで乗車する機会がありました。日の出ふ頭まではルートは変わりません。日の出ふ頭を出ると、竹芝通りを北上してJR線の高架をくぐります。

大門の交差点を右折して坂を上り、東京タワーに到着です。東京駅から38分、日の出ふ頭から13分で到着しました。

東京タワーでののりばは高速バスや観光バスが停まっている駐車場西側。青いバス停が建っています。都営バスののりばとは別ですので注意してください。

個人的には、東京駅から東京タワーに行くために乗るには時間がかかりすぎるため、東京タワーからの帰りに東京駅まで乗るのが良いと思いました。また、浅草や豊洲、お台場から水上バスで日の出ふ頭に着いた後、水素バスで東京タワーに行くなど、観光に組み合わせて賢く使うと使い勝手がいい路線です。

ぜひ乗ってみてください。

コメント

  1. […] […]

  2. […] […]

  3. […] […]

  4. […] […]

  5. […] […]

  6. […] […]

  7. […] […]

  8. […] […]

  9. […] […]

  10. […] 首都圏の燃料電池バス乗りつぶし⑤JRバス関東「JR竹芝水素シャトルバス」… […]

タイトルとURLをコピーしました