練馬区が運行するコミュニティバス「みどりバス」の「保谷ルート」が2022年10月から変更になります。
みどりバス「保谷ルート」とは
「保谷ルート」は大江戸線の光が丘駅と西武池袋線の保谷駅を結ぶルートで、区内の鉄道空白地帯を東西に結ぶ重要な路線です。運行は西武バス上石神井営業所が受託しています。コミュニティバス黎明期から走る歴史ある路線です。
車両は中型車が使用され、専用の塗装がなされています。
運行系統 | 「保谷ルート」保谷駅南口-南大泉-大泉第三小学校-都民農園-長久保-土支田地域集会所-練馬光が丘病院 -光が丘駅 |
どう変わるのか
保谷駅付近の経路変更
まず、保谷駅付近で経路が大幅に変わります。
現在、保谷駅南口に発着していますが、北口に変更されます。これは、保谷駅の北側を走る主要区道67号線の拡幅工事が完了したため、中型バスの通行が可能になり、実現するもので、西武池袋線の踏切を通らないことによる定時性が確保されます。
現在は「大泉第三小学校」から南下して西武池袋線の踏切を渡り保谷駅南口に入るルートですが、変更後は都道24号線(練馬所沢線)を西に進み、西大泉5丁目で区道67号線に入り、南下して保谷駅北口に入ります。
新設停留所は6か所が想定されていて、そのうち西東京市内に3か所が予定されています(保谷駅北口も西東京市内)。運賃体系は練馬区のもので統一され、西東京市内で乗降しても220円の均一運賃のままです。
変更に伴って「西大泉二丁目交番前」、「西大泉三丁目」、「南大泉」のバス停は廃止されますが、別のみどりバス「大泉ルート」でカバーされるということです。
現在、保谷駅北口に発着するバス路線は、西東京市のコミュニティバス「はなバス」の「第1ルート」のみです。
光が丘駅付近での経路変更
光が丘駅付近では、「練馬光ヶ丘病院」の移転に伴ってルートも変更されます。「北町ルート」、「氷川台ルート」も同時に変更されます。
利便性が上がる
経路変更は2022年10月の練馬光ヶ丘病院移転に合わせて行われるようです。現在保谷駅は、バス路線や店舗などが南口に偏重していますが、保谷ルートの北口発着によって今後北口の発展にもつながればと思いました。みどりバス保谷ルートは西武池袋線が止まった時などにも重宝されていて、今後も長く愛されるでしょう。
2022/9/30追記
保谷駅のバス停に貼られていた情報によると、経路変更は10月11日(火)からだそうです。利用される方はご注意ください。
南口にみどりバスが走る光景も見納めになりそう。現在みどりバス保谷ルートの車両は天神山の操車場か保谷駅近くの東町の操車場から回送されてきていますが、北口発着になるとどのようなルートでやってくるのか気になります。また、別のみどりバス「南大泉ルート」は保谷駅構内ではなく少し離れた「保谷駅入口」バス停に発着しています。
コメント
[…] […]