TOYOTAが開発した水素で走る次世代型のバス、燃料電池バス「SORA」は現在、大手バス会社各社で続々と導入されています。首都圏に限ると、都営バス、東急バス、京王バス、京急バス、京成バス、JRバス関東、日立自動車交通、横浜市営バス、西武バス、東武バスウエストの計9社が運行中です。
TOYOTA燃料電池バス「SORA」
現在首都圏を走っている燃料電池バスSORAを乗りつぶししています。今回は都営バス江戸川営業所の「西葛20」に投入されている燃料電池バスに乗車しました。
運行系統 | 西葛西駅前~新田住宅~中央卸売市場葛西市場前~臨海車庫前~葛西臨海公園駅前 |
「西葛20乙」系統は、東京メトロ東西線の西葛西駅を起点に、中央卸売市場葛西市場前を通り、JR京葉線の葛西臨海公園駅へと向かう路線です。臨海車庫からの出入りを兼ねているようです。対して「西葛20甲」系統は西葛西駅を出て、なぎさニュータウンへ向かいます。乗車するのは乙系統です。
今回は西葛西駅から葛西臨海公園駅まで全区間乗車します。
西葛西駅は南口がバスターミナルになっていて、「新小21」や「亀29」など、燃料電池バスが多くやってきます。
「西葛20乙」の西葛西駅前行きとしてやってきた燃料電池バスが、そのまま折り返し葛西臨海公園駅前行きになります。
こちらは江戸川営業所の路線/車両です。ナンバーは足立。
すぐに乗り込みます。
乗客は窓側が二人がけの片方が埋まる程度。
都営バスには素晴らしいフリーWi-Fiがあります。
西葛西駅を出ると、球場や公園沿いの虹の広場通りという通りを南下していきます。葛西中央通りを右折すると、新左近川親水公園が見えてきました。
この燃料電池バスSORAにはすでにたくさん乗ってきましたが、乗客にとっての最も優れた特徴は揺れないことです。滑るように走ります。揺れがあるとすれば道路に起因するものです。そのため長時間乗車しても疲れることがありません。乗り物の疲れは揺れによるものが大きいようです。
このバスはこのまま南下し、工業区域に入って行きます。東京中央卸売市場葛西市場を通ります。
倉庫や貨物運送の拠点が並ぶような地区を回って、抜けるような空の葛西臨海公園駅に到着です。
葛西臨海公園は現在コロナ禍で休業中。しかしたくさんの人が駅前にいました。
この近くに都営バスの営業所、江戸川営業所臨海支所があり、臨海車庫と呼ばれる車庫があります。また、臨海車庫から道を挟んですぐのところに、燃料電池バスの水素充填を行う「イワタニ水素ステーション東京葛西」があります。
臨海車庫を見に行ってみると、2台の燃料電池バスが休んでいました。こちらははとバスに移管された営業所で、私が乗ってきたのは江戸川営業所のバスなので別の所属ですが、「西葛20」には臨海車庫の出入りの系統があるため、ここに置かれることもあるのでしょう。
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