東急大井町線の等々力(とどろき)駅に行きました。
大井町線とは大井町から溝の口を結ぶ路線で、等々力駅は1929年に目黒蒲田電鉄の二子玉川線の駅として開業した歴史ある駅です。また、23区唯一の渓谷「等々力渓谷」の最寄り駅です。
構造は地上1面2線の島式ホーム。構内踏切があって両側からホームにアクセスできる構造です。
東急電鉄で最後にホームドアが設置された駅だそうです。古き良き木造の屋根のホームに、最新のホームドアやPASMOの使えるコインロッカーまで設置されているのが味わい深いですね。
まだ水飲み場も残っています。昔の駅には必ずありました。
5両編成の各駅停車のみ停車します。急行は通過。ホームの端にかぶさるようにかかるのは目黒通り。
各駅停車の大井町行きに乗ります。当初は東横線を走っていた9000系電車。
以前は地下化する計画もあったようですが、現在は休止中。都会にあり、古い駅舎に最新の設備、頻繁にやってくる電車と、どこかアンバランスさが楽しい駅でした。
大井町線は着席通勤が可能な「Qシート」も魅力です。