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首都圏の燃料電池バス乗りつぶし㉚東急バス「東98」【東京駅-清水】

バス
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TOYOTAが開発した水素で走る次世代型のバス、燃料電池バス「SORA」は現在、大手バス会社各社で続々と導入されています。首都圏に限ると、都営バス、東急バス、京王バス、京急バス、京成バス、JRバス関東、日立自動車交通、横浜市営バス、西武バス、東武バスウエストの計9社が運行中です。

TOYOTA燃料電池バス「SORA」

TOYOTA HPより

現在首都圏を走っている燃料電池バスSORAを乗りつぶししています。今回は東急バスの燃料電池バスに乗車しました。

東急バスでは2022年現在、2台の燃料電池バスを導入し、目黒営業所の2系統に投入しています。東京駅~清水の「東98」系統と、渋谷駅〜大井町駅間の「渋41」系統です。そのうち「東98」系統は、以前は東京駅〜等々力操車場のロングラン系統でしたが、現在は朝夕をのぞいて短縮され、目黒区の清水までとなっています。以前、燃料電池バスが投入された当初に目黒駅~等々力操車場間で乗車しましたが、今回投入区間が短縮となり、改めて乗ることに。

「渋41」系統・渋谷駅〜大井町駅間の燃料電池バスに乗車した記録はこちら。

今回は、「東98」系統・東京駅南口~清水に投入されている燃料電池バスに全区間乗車してきました。

運行系統 東京駅南口~赤羽橋駅前~目黒駅前/目黒駅東口~清水  
東急バス「東98」系統・東京駅南口〜清水

東京駅にやってきました。「東98」系統は、東京駅丸の内南口バスターミナルから発車します。ほかに都営バスが発着しているところです。東急バスのこの系統でのバス停名は「東京駅南口」。

東京駅丸の内口。いつも絵になる。

今回乗車するのは、平日11:08発清水行きです。この時刻に固定で入っていますが、事情によって一般のバスでくることもあります。土休日には燃料電池バスは入らないようです。

運行頻度は日中は約20分に1本ほど。運賃は大人220円の均一運賃です。終点の清水までの所要時間は50分。

東急の燃料電池バスがやってきた。

のりばは丸の内南口のターミナルの「3番のりば」。一時期は「通勤高速バス」や「深夜急行バス」も発着していましたが、現在は廃止され路線バスの「東98」系統のみに。

車両は目黒営業所の「M99」。燃料電池バスは、赤の帯の一般路線バスとは違ったデザインです。

早速乗り込みます。東京駅出発時点では乗客は5人ほど。車内は海外のバスのようなデザインで、座席の色なども他社運行のsoraと共通しています。中程に大きなデジタルサイネージが。

シートはこんな感じ。座り心地はまずまず。なお、景観的に^_^おすすめは進行方向右側。

押しボタン。

11:08、出発です。ロータリーを出て東京国際フォーラムを通り、日比谷通りに出ます。

燃料電池バスは揺れが少なく、滑るように進みます。そのためバス酔いしにくいように思います。丸の内のティファニーの前で東京駅南口行きとすれ違い。

日比谷通りに出て皇居の前を通ります。

日比谷公園を通過。少しずつお客さんを拾って車内が混雑してきました。

国会通りに曲がり、日比谷公会堂を眺めます。新橋駅行きの都営バスとすれ違い。この東急「東98」ももともとは都営バスとの共同運行でした。都営バスが撤退し、「東98」は民鉄系では珍しい東京駅発着路線に。なお、山手線の内側を走るものとして、京王バスの「052」系統が新設されたのが記憶に新しいですね。

経済産業省前を過ぎて、虎ノ門ヒルズを通過。頻繁に乗り降りがあります。こまめに停車してくれるという点では地下鉄よりバスの方が便利ですね。

続いて愛宕神社の下を通過。手前は工事中。

さらに、青松寺を通過。車窓から目が離せない区間です。

続いて「東京タワー」バス停に停車。東京タワーの真下まで行ってくれます。東京駅から直で東京タワーに行きたいならこのバスが便利。

東京タワーの真下を通る

赤羽橋から桜田通りに入ります。慶応大の東門を通過。

白金高輪駅に停車し、目黒通りに入って直進、目黒駅東口に停車です。ここで多くの人が降りて行きました。目黒駅では東急バスの発着する西口のターミナルではなく、東口側の目黒通り沿いにバス停があります。

目黒駅東口バス停に到着

なお、目黒通りは目黒駅を挟むように上下線が南北に分かれているため、このバスの東京駅南口行きのバス停はここから離れたところにあります。

ひたすら目黒通りを進みます。目黒駅を出ると交通量が減り、スピーディーに進みました。左側には大鳥神社や目黒川が見えます。10分ほどで終点の清水に到着。都心の混雑で少し遅れていましたが、なんと定刻に着きました。

50分の乗車時間は快適な燃料電池バスだとあっという間。車窓も楽しいエリアを走るので、乗っていて飽きない路線でした。

乗ってきた燃料電池バスはこの後、近くにある目黒営業所で休みます。せっかくなので営業所を見に行きました。

東急バス目黒営業所

都内では燃料電池バスの路線バスが増えてきましたが、普及の初期の頃から投入されていたこの路線は、見どころも多く、距離もちょうどいいため、おすすめです。狙って乗ってみてください。

ちなみに、清水から東急バス「黒02」系統・二子玉川行きに90分以内に乗り継ぐと、乗り継ぎ割引が適用されて追加料金なしで二子玉川駅まで行くとこができます

コメント

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